優秀な社員が会社を辞める理由 

本日付で可愛い後輩の一人が会社を退職する事になりました。

彼は同期トップセールスマンで全国の若手社員を牽引し続けていました。誰が見ても会社のホープだったし、将来を期待されていました。若くして会社の支援により、海外勤務も経験していました。

同じ部署で働いているような表現でなんでしたが、彼とは一緒に働いたことはありません。

当時、私が本部にいた頃に「全国若手社員の手本」ということでインタビューをしたことがきっかけで、食事に行くようになり連絡も取るようになりました。

夕方、会社の内線が鳴りました。

「本当にお世話になりました、本日をもって退職いたします」

「いやいや、わざわざありがとう、頑張ってよね」

 

何も特別な事はない。周囲の人間が退職する事はこれが初めてではないし、それ以前にも、もっとたくさんの社員がなんらかの理由で会社に見切りをつけ、去ってます。優秀な人も、そうでない人も。

こう言う時に十数年勤務していて思う事は

「早くどっかいけ、この裏切り者〜」とか「もったいないね、残念」…

ではなくw

「よく決断したな〜」と関心してしまう。

別に愛社精神がないわけではない。むしろあるからまだ、こうして働けています。

古くから働いている社員は前者に偏る傾向があります。

何故なら

「自分がずっと働いてきた会社を否定する」と捉えてしまうからではないでしょうか。

まぁどっちでも良いとして

 

私の好きな言葉があります。

義見てせざるは勇なきなり」と言う言葉で

元ラグビー日本代表監督のエディージョーンズさんの言葉です。

誰かが孔子の言葉だとも言っていました。。。

 

勇気ある決断はまさに個々のそれだと思うんです。(ぴったりは当てはまってないかも)

 

辞めて行く社員を見ていると一つ疑問が湧いてきます

何故優秀な人材ほど若くして会社から去っていってしまうのか

という事。

もちろん辞めないで優秀な社員は多くいます。

しかし何故認められているのに、わざわざ外へ出てしまうのか、しかも自ら。

 

これは、自分がいる立場によって考え方が大分違うと思います。

まだ、私が20代前半だったころはこう考えていました。

「不満を言う前に自分がいる環境を変えてみろよ、それができなくて辞めるのなら次に行っても一緒だろ」と。

会社に期待され、ノリに乗っていたからこそ言えた発言だったと思います、よく会議等でも言っていましたし。

某缶コーヒーの広告でも「会議は声の大きいやつが勝つ」なんてのがあったっけか。

今は当時とは立場も役割も変わりましたが…

「みんながみんな一緒じゃない、人が普通にできない決断をできる人こそ社会を変えれるんだな」

と思うようになりました。どっちも正しい気がします。

人は見る世界によって価値観が真逆になることがあります。同じ部署にいても考え方は人それぞれです。

若い時は一方方向しか頭に入らなかった私も時間が経ち、経験を重ねる事で

一つの物事に対して必ず二つの解釈が入るようになりました。

これは常に冷静に物事を考えることができる一方で「一方方向」のような情熱は無くなってしまうような気もします。

大企業に入ると個々人のレベルも様々ですので退職する理由もそれぞれですが、次のように考えることができます。

エネルギッシュな人間ほど成長曲線が早く、そして高くなる傾向がある」と言うことです。

人が本来年数や経験とともに感じる成長曲線は「それなり」のカーブを描いて成長します。

しかし稀に一気に急カーブを描き、成長曲線が高くなる社員も存在します。

以前の私はこれがわかりませんでしたし、理由づけも「つまんないから辞めるんだろ」と感じていました。

彼らはそもそも既存の枠に嵌らないのです。

すでに若い時から何年も先の自分を想像し、明確で壮大なビジョンを描いています。

普通の人が10年かかってできる仕事を彼らはたった1年でやってのける可能性があります。

組織は彼らのことを「変わり者」と呼びます。

組織の枠に入りきらない彼らの行動はどこまでも貪欲に「成長」する機会を探しています。

なので結果的に組織から脱退してしまうのです。

そう思うと、彼らの退職は成長の第一歩であり、本来は背中を押してやらないといけません。

部下が辞めると言った時、私は全力で止めていました。

今思うと彼らの「可能性」を摘んでしまいかねない行為でした。

一方で上司として当然、失敗しないように道を記してあげるのもまた重要な役割です。

難しいですね、だからこそ普段からのコミュニケーションが必要なんです。

夢を語り合うコミュニケーションがwwww

夢を持って出て行く彼らを私は心の底から応援しています!!

サラリーマンはすごく良い仕事をします、世の中を動かして入るのは紛れもなくサラリーマンの存在は不可欠です。

でもそれは誰かが「開拓者」となり、市場を形成した結果、多くの雇用が生まれる事とも取れます。

世の中の非常識は結果を出せばいずれそれは常識になる」と誰かが言ってましたw

最近は当社も「常識を疑え」と発信しているみたいですw

想いを馳せる仕事をしていきたいですね。

では。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

hishi

小児喘息には水泳が良いとの理由で幼初期から水泳を始め、大学まで本格的に水泳に打ち込む。高校で全国大会優勝経験をし、世界ランクイン。大学でもほどよく活躍したところで引退。一転、育った環境からまったく畑違いな金融機関に入社。30代サラリーマンです。